お盆も近づいてきて夏も終盤戦(?!)にさしかかります。節電の夏でバテ気味の方も、クーラー少なめでかえってラクという方も、しっかり野菜で元気に夏の終わりをのりきりましょう。
■子供たちの嫌われ者でも栄養価抜群!…ピーマン
中南米が原産の唐辛子の仲間です。ヨーロッパで改良され、現在の辛味のないピーマンとなりました。ビタミンCの含有量はトマトの約4倍。カロテン、ビタミンE、カリウムなども多く含まれています。独特のにおいの成分はピラジン。血液サラサラに効果があるといわれています。普通の緑色のピーマンは未熟果で完熟すると赤くなります。この間2ヶ月でカプサンチンが増えます。
最近のピーマンは、改良されて独特の臭みや苦味が少なくなっています。苦手でなければスライスしてサラダにも。また炒めると独特の青臭さは少なくなります。また、赤ピーマンになると青臭さが減り甘味が増します。油での炒め物は、ピーマンに含まれるカロテンの体内吸収が高まります。たくさん手に入ったときなど、刻んで軽く塩茹でして冷凍保存しておくと、お弁当作りなどのとき便利です。
ナスの成分の9割は水分。残念ながらビタミンやミネラルはあまり含まれていません。ナスの皮の紫色はナスニンというアントシアン系の色素、つまりポリフェノールの一種です。活性酸素の働きを抑えるのでがん予防や、動脈硬化や高血圧予防にも効果があるといわれています。へたがしっかりしていてとげのあるものが新鮮です。皮の色が濃くハリツヤがあるものを選びましょう。
品種によって身の柔らかさが違います。大阪泉州特産の水なすはその名のとおりみずみずしくてやわらか、漬物で有名です。焼きなすにして皮をむくと冷凍保存できます。油との相性もよく炒め物などでたくさん食べられますが、油でカロリー倍増に注意。炒める前に塩をして水分を取っておくと、油をすいこむのを防げます。またぬか漬けにするとヌカ床の栄養分を吸収してビタミン、カリウムが2倍近くになります。
かぼちゃは、大きく分けて3種類。平たく縦に溝がありデコボコしている「日本かぼちゃ」、表面がなめらかな「西洋かぼちゃ」、細長いものや小型が多い「ペポかぼちゃ」です。西洋かぼちゃは甘さから「栗かぼちゃ」とも呼ばれ、現在日本では一番栽培量も多くなっています。栄養価が高く、カロテン、カリウム、ビタミンC、B1、B2、E、カルシウム、鉄などを多く含みます。カロテンは肌や粘膜を丈夫にし免疫力を高めます。ビタミンEは血行をよくし体を温めます。
それぞれ味や食感にも特徴があり、日本かぼちゃは淡泊で、粘りがあり、煮くずれしにくいので煮物や蒸しものにむいています。西洋かぼちゃは、糖質が多いので、甘さを生かしてプリンやパイなどデザートにも利用できます。皮にも多くの栄養が含まれているので、一緒に使います。加熱してつぶして冷まし冷凍保存しておくとコロッケやデザートつくりに便利です。
■いろんな素材とと相性バツグン世界中で愛され味の・・・トマト![]()
もともとはアンデスの野菜とされ、今は世界中で愛されているトマト。赤い色は、ビタミンAのリコピン。抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化などを予防する効果があるといわれています。他にもビタミンCやB2、カリウム、ルチンも含まれ、「ビタミン・ミネラル豊富」なすぐれものです。数多くの品種がありますが、へたの部分がしっかりしていて、しっかりした重みと皮にツヤがあるものを選びましょう。
サラダには、ピンク系トマトが皮が薄く果肉もやわらかで最適。味が濃厚なのは、赤系トマトです。果肉より種のまわりのツルンとした部分に旨味成分グルタミン酸をたくさん含んでいます。だから、料理に使うと旨味のベースとなり肉や魚、豆、野菜などの食材をひきたてます。加熱することでこの旨味や甘味も増します。油と一緒にとることでリコピンは吸収されやすくなります。サラダでビタミンC、調理でリコピンと覚えておきましょう。
野菜しっかりで、夏バテ解消しましょう!
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